企業研修|顧客視点とデータから戦略を考える力を|InShift

企業研修|顧客視点とデータから、戦略を考える力を。

数字を読み、市場を捉え、自社の強みを見つけ、戦略から施策までを自分たちで考える実践型研修。

01 知識を増やすだけの研修ではありません

研修でフレームワークや理論を学んでも、それだけでは会社は変わりません。大切なのは、学んだ知識を使って、自社の顧客、市場、競合、商品、営業、組織について考えられるようになることです。InShiftの企業研修では、一般的な事例だけでなく、できる限り実際の自社を題材にします。自社の数字を見る。顧客を考える。競合と比較する。強みを議論する。仮説を立てる。そして、戦略や具体的な施策へ落とし込みます。

講師から「正解」を教わることが目的ではありません。

参加者自身が顧客視点とデータをもとに考え、議論し、意思決定できるようになることを目指します。知識を共通言語に変え、自社について考える力を組織に残す。それが、InShiftの企業研修です。

02 すべては、顧客視点から

マーケティングや営業を考えるとき、起点になるのは「自社が何を売りたいか」ではありません。大切なのは、顧客が何を求め、何を比較し、どのような理由で選ぶのかを考えることです。企業側から見れば魅力的な商品や技術でも、顧客にとって価値がなければ、選ばれる理由にはなりません。研修では、自社の商品やサービスを顧客側から見直し、顧客の課題、購買行動、比較対象、意思決定の基準を整理します。BtoBでは、実際に商品を使う人、情報を集める担当者、選定する責任者、最終的な決裁者が異なることもあります。誰が、何を基準に意思決定しているのかまで捉えることが重要です。

自社の常識ではなく、顧客の意思決定から考える。

この視点を共通言語にすることが、戦略を考える第一歩です。

03 数字は「絶対値」ではなく「相対値」で読む

売上10億円、シェア20%、利益率10%。数字だけを見ても、それが良いのか悪いのかは判断できません。前年と比べてどうなのか。競合と比べてどうなのか。市場平均と比べてどうなのか。商品別、顧客別、地域別ではどのような違いがあるのか。

数字は、比較することで初めて意味を持ちます。

研修では、売上や利益などの結果だけを見るのではなく、複数の数字を比較しながら、その背景で何が起きているのかを考えます。これは、自社の「強み」を考えるときも同じです。「技術力が高い」「品質が良い」「営業力がある」といった言葉は、自社だけを見た絶対評価にすぎません。競合より優れているのか。そして、その違いを顧客が価値として認識しているのか。この二つがそろって、初めてマーケティング上の強みになります。データを集めることが目的ではありません。比較から意味を読み取り、次の意思決定につなげる。数字を「報告するためのもの」から、「戦略を考えるためのもの」へ変えることを重視しています。

04 市場と競争を構造で捉える

市場を見るとき、目の前の競合企業だけを見ても、全体像はつかめません。顧客の変化、新規参入、代替サービス、仕入先や販売チャネルなど、事業を取り巻く複数の要因が、売上や利益に影響しています。研修では、5フォースやSWOTなどのフレームワークを使いながら、市場・競争環境・自社の状況を整理します。

ただし、フレームワークの枠を埋めることが目的ではありません。

顧客や市場のデータ、競合との比較、現場で起きている事実をもとに、「どこに機会があるのか」「何が成長を妨げているのか」を考えるための道具として使います。また、自社の強みや弱みも、社内の感覚だけでは判断しません。競合との違いや、顧客からの評価を踏まえて相対的に捉えます。複雑な市場を構造化し、次に考えるべき論点を明確にする。それが、戦略をつくるための土台になります。

05 誰に、どの価値で選ばれるのか

市場全体を相手にしようとすると、商品や営業、広報のメッセージはぼやけてしまいます。大切なのは、自社の価値が最も大きくなる顧客は誰かを見極めることです。研修では、市場や顧客をいくつかのグループに分け、それぞれの規模、成長性、ニーズ、競争状況、自社との相性を比較します。そのうえで、どの顧客層を優先するのかを決め、競合と比べて「どの価値で選ばれるのか」を明確にします。

ここでも、自社の思い込みではなく、顧客視点とデータが起点です。

「この商品を売りたいから、この顧客を狙う」のではなく、顧客の課題と自社の強みが最も重なる場所を選ぶことが重要です。セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングは、フレームワークを埋めるための作業ではありません。誰に集中し、何を約束し、なぜ自社が選ばれるのかを決める。それが、戦略の中心になります。

06 ポジショニングと経営資源をつなぐ

魅力的な市場や顧客を見つけても、自社にその価値を提供する力がなければ、戦略は実現しません。一方で、優れた技術、人材、商品、営業力、ブランドを持っていても、顧客から求められていなければ、成果にはつながりにくくなります。研修では、ポジショニングとあわせて、自社の経営資源やバリューチェーンを整理します。人材、組織、商品・サービス、技術、ノウハウ、営業力、チャネル、ブランド、予算などを見ながら、「選ばれる価値を、本当に提供できるか」を考えます。

もし不足する能力があれば、育成するのか、仕組みを変えるのか、外部と連携するのか。逆に、すでに持っている強みを十分に活かせていないなら、顧客や市場とのつなぎ方を見直します。重要なのは、外部環境と内部資源を別々に考えないことです。顧客から求められることと、自社が実現できることが重なる領域を見つける。そこに、実現可能で持続性のある戦略が生まれます。

07 戦略から施策へ

戦略は、方向性を決めただけでは成果につながりません。誰に、どのような価値で選ばれるのかを明確にしたうえで、その価値を顧客へ届けるための施策へ具体化する必要があります。研修では、商品・サービス、価格、営業、マーケティング、広報・PR、Web、広告、採用などを、個別の施策としてではなく、一つの戦略のもとで整理します。

たとえば「広告を出す」「SNSを始める」「Webサイトを改修する」といった施策も、それ自体が目的ではありません。なぜその施策が必要なのか。誰に何を届けるのか。どの成果につなげるのか。この因果関係を考えながら、優先順位を決めます。また、限られた人材や予算をすべての施策へ均等に配分するのではなく、成果につながる可能性の高い領域へ集中させます。

戦略 → 施策 → KPI → アクション。

ここまでつながって初めて、戦略は現場で使えるものになります。

08 KPIからアクションプランへ

戦略や施策を決めても、「誰が、いつまでに、何をするのか」が曖昧なままでは、実行にはつながりません。研修では、まず目指す成果を明確にし、そこから逆算してKPIを設定します。重要なのは、KPIを単なる管理数字にしないことです。売上や利益といった最終結果だけでなく、問い合わせ数、商談数、受注率、来店数、購入率など、成果につながる途中の変化を捉えます。そのうえで、KPIを具体的なアクションへ落とし込み、担当者、期限、実施内容を明確にします。実行後は数字を確認し、想定した変化が起きているかを検証します。成果につながっていなければ、施策だけでなく、その前提となる仮説も見直します。

成果目標 → KPI → アクション → 担当者・期限 → 実行 → 検証。

戦略を「考えたこと」で終わらせず、日々の仕事へつなげるところまでを研修で扱います。

09 研修プログラム(例)

基本となるのは、知識を順番に学ぶことではなく、顧客視点とデータを起点に、自社の戦略を実際に考えていくことです。たとえば全12回のプログラムでは、顧客の理解から始め、数字の読み方、市場・競争環境、自社の強み、STP、施策設計、KPI、アクションプランへと段階的に進みます。

たとえば全12回のプログラムでは、顧客の理解から始め、数字の読み方、市場・競争環境、自社の強み、STP、施策設計、KPI、アクションプランへと段階的に進みます。

第1回|顧客視点から考える
顧客は何を求め、何を比較し、なぜ選ぶのか。自社視点から顧客視点へ切り替えます。

第2回|数字を相対値で読む
売上、利益、シェアなどを、前年、競合、市場平均などとの比較から読み解きます。

第3回|顧客の意思決定構造を捉える
利用者、担当者、選定者、決裁者など、購買に関わる人と判断基準を整理します。

第4回|市場と競争環境を捉える
市場構造、競合、新規参入、代替サービスなどから、自社を取り巻く環境を整理します。

第5回|自社の強みと課題を考える
競合との比較と顧客評価から、自社の強み・弱みを相対的に捉えます。

第6回|SWOT・クロスSWOT
内部環境と外部環境をつなぎ、機会を活かす戦略や克服すべき課題を考えます。

第7回|市場をセグメントする
顧客や市場を分け、ニーズ、規模、成長性、収益性などの違いを捉えます。

第8回|ターゲットを選ぶ
自社の強みが最も活き、成果につながる可能性の高い顧客や市場を選びます。

第9回|ポジショニングを設計する
競合との違いを整理し、「誰に、どの価値で選ばれるのか」を明確にします。

第10回|戦略を施策へ落とす
商品、価格、営業、マーケティング、広報、Web、広告などを一つの戦略のもとで整理します。

第11回|KPIを設計する
最終成果だけでなく、成果につながる途中の変化まで分解し、見るべき数字を決めます。

第12回|アクションプランへ
具体的な施策、担当者、期限を決め、実際の業務へつなげます。

各回では、講義だけでなく、自社の数字や市場、顧客、競合を題材にした演習と議論を取り入れます。

最終的なゴールは、研修資料を完成させることではありません。参加者自身が、自社の課題を捉え、戦略を考え、実践へつなげられる状態をつくることです。

10 対象となる企業・参加者

InShiftの企業研修は、マーケティング担当者だけを対象にしたものではありません。

経営者、部長・課長などの管理職、営業、マーケティング、広報、商品企画、人事・採用など、事業に関わるさまざまな部門を対象に設計できます。

特に相性がよいのは、次のような企業です。

・経営者だけでなく、社員にも自社の戦略を考えてほしい
・営業やマーケティングを、経験や勘だけに頼らず考えられるようにしたい
・自社の強みや顧客から選ばれる理由を、社内で共通言語にしたい
・部門ごとに施策が分かれ、全体の方向性がそろっていない
・次世代の管理職や経営人材を育てたい
・研修で学んだ内容を、実際の事業や日常業務へつなげたい

参加者の役職や経験によって、扱うテーマや難易度も調整します。経営層には、事業戦略やポジショニング、経営資源の配分まで。管理職には、市場分析やKPI、施策設計まで。若手社員には、顧客視点やデータの読み方から。一律のプログラムではなく、企業の課題と、参加者に身につけてほしい力から逆算して研修を設計します。

11 料金・実施形式

企業研修は、月2回・1回2時間を基本に設計します。

料金は、月額30万円(税抜)〜です。

単発で知識を学ぶ研修ではなく、複数回にわたって自社の課題を考え、議論し、戦略やアクションプランへ落とし込むことを前提としています。研修内容は、企業の課題、業界、参加者の役職や経験に合わせて調整します。必要に応じて、自社のデータや事例を使いながら、顧客視点、データの読み方、市場・競争分析、STP、施策設計、KPI、アクションプランまでを段階的に進めます。

基本形式
・月2回
・1回2時間
・月額30万円(税抜)〜
・原則として複数月で実施
・内容は企業ごとに個別設計

参加人数については、議論や演習の質を保てる範囲で設計します。(参考:5名〜10名)

「何を学ぶか」だけでなく、研修後にどのような状態になってほしいかから逆算して、プログラムを組み立てます。

11 実績・受講者の声

InShiftの企業研修では、知識を覚えることだけでなく、実際の仕事の中で「見方」「考え方」「判断」「行動」が変わることを重視しています。

研修で使用する資料やフレームワークは、研修終了後も自社で繰り返し使えるように設計しています。

実際の受講者からは、次のような声をいただいています。

「とにかく、わかりやすい」

「難しいマーケティングの話でも、図や事例が多く、とても理解しやすかったです。資料も整理されているので、あとから振り返りやすいです。」

「研修資料を仕事でも見返しています」

「研修でもらった資料の束を手元に置き、実際の仕事で迷ったときに何度も見返しています。研修が終わっても使えるのがありがたいです。」

「ネットの情報を、そのまま信じなくなりました」

「ネットで見つけた数字や情報について、出典は何か、何と比較しているのか、本当に正しいのかを考えるようになりました。情報を見る目が変わってきたと思います。」

「数字を相対値で見られるようになりました」

「売上やシェアなどの数字を、その数字だけで判断しなくなりました。前年や競合、市場と比較して、数字が何を意味しているのかを考えるようになりました。」

「部下に話す言葉が変わりました」

「以前は経験や感覚から指示することが多かったのですが、顧客や数字を根拠にして説明するようになりました。部下との会話も変わったと感じています。」

「市場と自社を俯瞰して見られるようになりました」

「目の前の営業や案件だけでなく、市場、競合、顧客、自社の強みを一段上から見る感覚が身につきました。会社全体を考える視点が増えました。」

「研修を受けて、実際の行動が変わりました」

「知識として理解するだけではなく、自分の仕事で何を変えるのかまで考えるようになりました。会議や提案、日々の仕事の進め方にも変化が出ています。」

研修の成果は、「知っていること」が増えることではありません。
見方が変わり、考え方が変わり、言葉が変わり、そして行動が変わること。

12 お問い合わせ

研修内容がまだ具体的に決まっていなくても問題ありません。

「社員にもっと顧客視点を持ってほしい」
「数字を根拠に考えられる管理職を育てたい」
「自社の強みや戦略を、社員自身が考えられるようにしたい」
「営業、マーケティング、広報を共通の考え方でつなぎたい」

といった段階からご相談いただけます。企業の課題、参加者の役職や経験、研修後に目指したい状態を伺いながら、必要なテーマやプログラムを設計します。

InShiftの企業研修が目指すのは、知識を増やすことだけではありません。

顧客を見て、数字を読み、市場を俯瞰し、自社の戦略を自分たちで考え、実践できる組織をつくること。まずは、現在感じている課題や、育てたい人材像をお聞かせください。

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